YAEYAMA, OKINAWA
SUBSCRIBE
ART HUB YAIMA
八重山 アート・カルチャー・メディア
Articles
INTERVIEW

光の縁に立つ——宮良沙織のフォトグラフィー

石垣島の海面と光を10年以上撮り続ける写真家は、カメラを「時間の採集道具」と呼ぶ。その静かで執拗な実践について聞いた。


石垣島の南端近く、海に面した小さなスタジオで宮良沙織は作業をしている。窓から差し込む光が、壁に並んだプリントの上を動く。「光は同じものがない。同じ場所に何度行っても、毎回違うものを見る」と彼女は言う。

10年以上にわたって同じ場所に通い、同じ時間帯に撮影し続けることで、宮良は時間の堆積そのものを記録しようとしている。それはドキュメンタリーでも純粋な抽象でもなく、その間にある何かだ。「写真は記憶と同じで、正確ではないけれど本物だと思う」。

宮良 沙織
ギャラリー碧